お金ってなんだろう?
ロッキーくんとピンキーちゃんはお金を持っているかな?
お父さんとお母さんから、おこづかいをもらっているよ。
わたしは昨日、おこづかいでお菓子を買ったよ。
昔はね、お金がなかったんだ。物々交換といって、自分が持っているものと、相手が持っている欲しいものを交換していたんだよ。
楽しそう!
そうだね。でも欲しい物とじゃないと交換したくないよね。だからお互いに欲しい物を持っている人を探さなくちゃいけない。それには時間や手間がかかるし、そのうちに物が腐ったり壊れたりすることもある。大変なことも多かったんだね。そこで登場したのが「お金」なんだよ。
お金があれば、いつでも欲しい物と交換できるってことだね。
便利だね!
ピンキーちゃんが言うように、便利に使うために大事なことが3つあるんだよ。1つ目は、みんなが「これがお金だ」とわかっていること。
たしかに!石ころを持ってきて、「これがお金だ」って言われたら困るよね。
うん、いい例えだね。2つ目が小さな単位のお金があること。
丸いお金と紙のお金があるよ!
丸いお金の方が、単位が小さいんだよね。
ロッキーくんもピンキーちゃんもよく知っているね。そして3つ目は時間がたっても腐ったり、壊れやすかったりしないこと。
お金は何回も使うもんね。
紙のお金は破れたりしないの?
簡単に破れないように作られているんだ。大昔は、貝がらや布などがお金として使われていたんだよ。
今は、金属でできた「貨幣」と大きな金額でも軽い紙のお金「紙幣」が使われているね。紙幣はお札とも言っているね。
お金も進化していったんだね。
参考:日本銀行:にちぎんキッズ(https://www.boj.or.jp/z/kids/book.html)