
為替について学ぼう

さぁ、今回は「為替」について学ぶよ!

この漢字を「かわせ」と読むの?
難しいね。

でも「かわせ」という言葉は聞いたことがあるよ。

「為替」には「内国為替」と「外国為替」の2種類があるんだ。
どちらも実際のお金を使わないで取引する方法なんだけど、今日はそのうちの「外国為替」について話そう。
外国のお金について知っていることはあるかな?

アメリカは「ドル」って言うよね。

そう、そのとおりだよ!
今の日本で使っているのは「円」、アメリカは「ドル」、EUとよばれる欧州連合の「ユーロ」など、国によってお金の単位や通貨は違うんだ。
通貨の違う国どうしで取引をする時には通貨を交換しないといけないんだよ。


どうやって交換するの?

「外国為替市場」というところで交換するんだよ。
その場合、1円が1ドルになるわけではなくて、そのバランスは変わるんだ。
その通貨を欲しい人が多ければ高くなり、手放したい人が多いと安くなる。
これを「為替レート」というよ。

欲しいとかいらないとか、どうしてそうなるの?

それは景気の良し悪しによる経済力や、その国の未来に期待できる、できないというなりゆきが影響する場合が多いよ。


欲しい人がたくさんいて、でもその通貨が少ししかなかったら、お金を多く出してでも欲しいと思うってことかな。

「株」と似てるね。

今までの学びをよく覚えていて感心感心!
「円高・円安」という言葉を聞いたことがあるかな。
これらにも為替レートが関係するんだよ。


でも、実際のお金は使わないんだよね。
何で交換するの?

「為替手形」や「送金小切手」というものが使われているんだ。
あとね、中国のように為替レートが変わらない国もあるから、それも覚えておくといいよ。