銀行ってナニをするところ?
働いてもらったお金や、ロッキーくんやピンキーちゃんがもらったお年玉などを預かってくれるところを銀行というんだよ。
どうして銀行に預けるの?
家の中やお財布にあればいいんじゃない?
買物などに使う分はそれでいいんだけど、銀行に預けておくと便利なことがあるんだよ。
ぼくはたくさんのお金を家に置いておくのは心配だなぁ。
たしかに、どこに置いたか忘れてしまったりしたら大変だね。銀行は「口座」というものに、誰がいくら預けたか、いついくら引き出したかを記録してくれているんだ。
じゃあ安心だね!
さらに、「利子」といって、お金が増えることもあるんだよ。
すごくいいね!どのぐらい増えるのかな?
銀行が何%といった割合で決めているよ。それを「金利」といって、お金の貸し借りの時についている値段みたいなものなんだ。
でも銀行が損しちゃうんじゃない?
銀行にはお金を「貸す」という仕事もあって、借りた人は借りたお金に「利息」を付けて返す約束をしているんだ。預けた人に渡す「利息」は、そこから出しているから、銀行が損をするわけではないんだよ。
お金を借してくれるの?
会社をつくったり、土地や家を買ったり、たくさんのお金が必要な時があるよね。そんな時に、ちゃんと返してくれる信用できる人に貸して、返す時に「利息」をつけてもらうんだ。
お金のお店屋さんみたい。
ハハハハハ、それは面白い例えだね。ほかにも銀行を使ってお金を「送る」こともできるんだよ。直接お金を渡せない時、自分の銀行から相手の銀行へお金を移す、これを「振込」というよ。働いてもらうお金、給料も「振込」で届けられることが多いんだ。
銀行の中でお金が移動するってこと?
そのとおりだよ。銀行のこういうしくみがなかったら、お金のやりとりがとても大変なんだ。
銀行って、みんなに便利な仕事をしているんだね。